今だからこそひらがな推しを振り返る2018年7月編

1クールでおおよその番組の形が出来上がり、段々と出演者との関係性が近くなるものだが、オードリーはあまり関係性が近くならない。じゃないとオードリーでやっていたようなことを、本来は2018年にやっておくべきだったのだが。でも、それはオードリーなのかと思う。無理をすればどこかでガタが来るのだから、もはや4年も変わらぬ関係性でいいのではないだろうか。

ちなみに7月は本来5本あるが、前編後編で合わせるために、4本にまとめさせていただく。

■けやき坂46 ヤングVSアダルト バラエティゲームバトル

今回は1時間スペシャル。1時間スペシャルをしっかりとみられたのと、けやかけが下火になってきたのでそのギャップもあったかもしれない。1時間スペシャルは今の日向坂で会いましょうでもお願いしたい。

あの凄惨なヒット祈願の後はほぼ1期生のアダルトチームとほぼ2期生のヤングチームのバトル。佐々木美玲がヤング、宮田愛萌がアダルトという感じになっており、1期生と2期生のバトルという、同時期にKEYABINGOとは一線を画する。ちなみに同時期のKEYABINGOが王道路線過ぎて、わざと邪道を攻めてるのかなと当時は思っていた。

最初はビリビリ椅子対決。体を張ることは大好きだが、電流だけは嫌いな春日がその洗礼を受け、その姿にメンバーはビビる。椅子取りゲーム感覚で座る椅子を決めるが、まだ電流が流れてもいないのにメンバーは大騒ぎ。ここで井口眞緒があまりにも電流が嫌なので空気椅子でごまかし、それを濱岸ひよりにチクられることに。

なんでも平気ですと言わんばかりだったが、苦手なものがあるんだという少し安堵した気持ちに。そして、進行していくと、今度は誰もビリビリしていないという事態が。おそらく自分がビリビリ椅子に座っていたのではないかと申告したのが宮田愛萌だった。静電気が好きという、昔も今もあまり聞かない好みを告白し、実際に電流を流しても痛くない様子。

先週バンジージャンプが飛べないシーンが流れ、それの挽回でもするかのようだった。根性がすごいのかもしれないが、それにしても電流を耐えきるなんてバラエティでは今も昔も聞いたことがない。

次は浮島に乗って綱引きバトル。落ちたら粉まみれになるというバラエティではありがちなやつに挑戦。この時、春日と佐々木美玲がエキシビションで対決し、そこは大人げない春日があっさりと勝利。とはいえ、ベタが大好きなオードリーなので、いわゆるお約束というやつで結果的に粉にダイブすることに。このお約束さえ分かっちゃえばバラエティで下手を打つことはない。

この企画では金村美玖にわざと電流を流して、「なんでそんな私ばっかりいじめるんですか」というフレーズが飛び出す。小学生の男子が好きな女の子にいたずらしちゃうような感覚なのか、このいじり方は今も変わらない。この時の金村美玖は幼い。今がめちゃくちゃきれいなお姉さん状態。もはや、きれいなお姉さんは好きですかが通じない時代なのだが、それをわかってて書いている。あと電流って面白い。

■けやき坂46の世界一やりたい授業

今も行っている世界一やりたい授業だが、この回がそれなりによかったから今も続いているんだろうなと思う。

最初は宮田愛萌。得意にしている古典文学の授業で、源氏物語を紹介。登場人物をメンバーに例えるところで、主人公の光源氏に当てはまるメンバーを当てる形式に。渡邉美穂が佐々木久美と答えると不正解。この不正解の流れを色んなメンバーが引継ぎ、最終的に、佐々木久美自身が尋ねる形に。ちゃんと不正解になる時点で、笑いができてる。

佐々木久美はいじっても大丈夫、キャプテンに回せばいいんだというのが伝わる。1人しかできないのが2人、3人と広がるのがいいわけで、その段階に入っているというのは結構なことである。と、偉そうに分析しているが、安心してテレビを見るにはそういう要素は必要なのだ。

次は佐々木美玲の授業。例の「パンの鉄砲を撃つ」授業である。ここで渡邉美穂とのパン論争が起こるが、もはや論争にすらならず。クロワッサン大福がおいしそうで、完全な飯テロ状態。クイズに答えた人だけが食べられるというやつで、突如放り込まれた常識問題で休業直前の影山優佳が正解。東大王で鮮烈なデビューを飾る人は違う。

次は齊藤京子の授業。テーマは中森明菜。このあたりはなかなかブレず、やはりエンタメ全振りスペックなんだなと思う。1期生たちはどこかで芸能界に未練があり、なんとかチャンスを求めて入ってきた人がちょこちょこいるせいか、2期や3期と比べるとそのあたりの意地はある。そう思うと4期にもそのマインドを持つ人がいるから、そこがどう出るか。

最後は井口眞緒。テーマは相鉄線。相鉄線を語るアイドルはぜひともタモリ倶楽部に出た方がいいと思うのだが、地元の人にしか共感されない授業に。その中の和田町駅を取り上げ、近くのカラオケ屋でけやき坂46のオーディションに応募したことを紹介。この時何回もカラオケ屋の名前を言っており、もはやステマである。井口がいなければ成立しない時期だった。

これでも見れると思えるのは、やはりヒット祈願で見るに堪えないシーンばかりだったからだろう。さもないとヒット祈願をやるぞ!と脅しのように使えば、すべてがうまくいきそうだ。

■さらなる魅力を引き出せ! 家族アンケート 前半戦

家族アンケートも定期的に行い、家族も随分変わった人が多い、というか、変わっているからこそのこの娘たちなのだろうとも思う。最初に取り上げられたのは柿崎芽実で、お父さんのLINEを無視し続けるという。内容がないというやつで、今も続いているとか。ちなみに柿崎芽実の父親はある芸術家であり、一時期話題にもなった。

これは後日談だが、SHOWROOMオーディションで柿崎芽実が配信をしている際、娘を応援しようとファンを装うも、配信を父親のスマホでやっていたため、その状態で書き込んでしまって怪しまれるという出来事があった。なかなかに面白い話である。

富田鈴花の母親からアンケートが届き、アドリブに弱いことを暴露されている。ただこれまでの振る舞いなどを見ればそれは何となくわかる。キャラ迷走中というキャラと言えなくもないが、長い時間をかけて吹っ切れたからよかった。

東村芽依にはYesかNoで答えられる質問をしてほしいという母親からの要望が。それに合わせてYesとNo、どちらでもないトゥースの札が。本当に喋らないキャラだったが、高瀬愛奈の事を掘り下げる回でエピソードトークを淀みなくしていた時はさすがに感動した。後にも先にもこんな感動はないだろう。

加藤史帆のエピソードは1つ1つが可愛らしかったが、1番驚きだったのは姉妹の中で1番おとなしいという点。アンドレザジャイアントがあれだけの大男でありながら、実は家族の中で1番小さかったという話があるが、あれを思い出した。じゃあ姉妹の方が逸材かというと実はそうでもないことが多い。受け入れられるかどうかはちょっとのバランスなのだ。

渡邉美穂がサウナが家にないのでビニール傘を差してお風呂に入るという、これもあまり聞かない話。家にサウナがある=山田邦子が出てきた若林。志村けんも家にサウナがあり、一度サウナに閉じ込められて必死な思いで脱出し、お手伝いさんにクレームを入れたら、サウナのスイッチが内部にもあると教えられたという話もあった。

スタッフ受けを狙ってなのか、けやき坂が知らないことを時折ぶっこむ若林。しかし、メンバーたちはそこに食らいついた。4期生にできるだろうか。

■さらなる魅力を引き出せ! 家族アンケート 後半戦

後半戦は河田陽菜から。肩もみ券や肩たたき券の写真を家族が提供している。肩たたき券は定番だが、今もそういう風習はあるのだろうか。肩たたきってあんまりよろしくないとされてからは、作品の描写でもあまり見なくなったように思う。

松田好花の家族からは中身がオッサンだと暴露され、女の子らしいことが苦手だという。この時はまだロングだったが、やはり短い方が合ってる。THETIMEとかこのちゃんには向いてるかもしれない。とても柴田理恵状態になる人のタレコミではないが、松田好花にとって、目の病気で休養したことはかなりきつかったんだなと思う。

丹生明里が家族の前でカメのモノマネをしているということから、全員でカメのモノマネをすることに。こうなっちゃうと、変顔に躊躇がない加藤史帆が勝ってしまう。あの全振り、なかなかできない。あと、家族の前ではノリノリでミュージカルを踊るという佐々木久美も、結局ノリノリでやっており、きくとしのその姿勢は今も昔も一貫している。

渡邉美穂がイタリア民謡を適当に歌うというタレコミがあり、実際に披露していたが、自分もその民謡は少しだけ歌える。意味は全く分からないが、染みついているのだ。そして、ロシア民謡が歌える影山優佳、先ほどのミュージカルを踊る佐々木久美、カスカスダンスの春日でセッション。おかしな夢みたいになっている。

まだまだ7月でも粗削りというか、オードリーをいじろうという感じには至っていない。オードリーをいじる、そこに日向坂が乗っかるという流れから面白さが加速するが、この時はまだ焼き直しのような企画が続く。信頼はそうそう勝ち取れるものではないが、段々とそれが形になろうとしていた。

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